佐々木牧場の歴史
初めまして!ささき牧場カフェの國府田 純です。
1959年に父・佐々木健三が始めた佐々木牧場。
牧場は、福島市の西部・佐原(さばら)地区にあります。
西に磐梯朝日国立公園の吾妻連峰、
東は12年連続で水質日本一に選ばれた荒川に挟まれた扇状地です。
1960年代までは稲作と養蚕業が主な産業でしたが、養蚕の衰退と県営あづま総合運動公園の建設によって、佐原の様相は大きく変わりました。私が子ども時代を過ごした1970~80年代に、のどかな水田地帯のすぐ横に、2021年の東京オリンピックでも使われる程の大規模な運動公園がある、現在の佐原の風景になりました。
先代の想いを受け継ぐ
およそ40年前、父は「搾りたての牛乳に近い低温殺菌牛乳をつくり消費者に直接届けたい」と構想し
小さな牛乳プラントを設立しました。
以来30年にわたって「ささき牛乳」を製造し、お客様へ直接販売をしています。
そして父と母・智子が二人三脚で築いた牧場は、2代目の光洋・裕子夫妻によって引き継がれ現在に至ります。
目指すのは、何度でも訪れたくなる牧場づくり。
小さな牧場の良さは、牛とお客さまと酪農家の距離が近いこと。
これからの私たちは、今まで以上にお客さまとの接点をつくり、お客さまの声を聞き、
そして酪農に携わる私たちの思いをお届けしていきます。
訪れる度に楽しみが増え、居心地が良くなる。
最後まで読んでくださった「あなた」にとっての、
そんな場所になりたいと思っています。
スッキリおいしい!佐々木牧場の牛乳
市販されている多くの牛乳は大規模な施設で行う「超高温殺菌」。
120〜150℃で数秒間加熱します。
高い殺菌効果を得られますが、加熱臭がついてしまう傾向があります。
一方、ささき牛乳は「低温長時間殺菌」。
63℃で30分間、ゆっくりと殺菌しています。
しぼりたての牛乳の風味に近く、さらりとした喉ごしながら
コクのある味わいです。
そして近隣の山の湧水をゴクゴク飲んで自然の恵みをたっぷり受けて育つ牛たち。
夏の暑い時期は、牛はいっぱい汗をかくから、
その分、水もたくさん飲む。
だから夏は少しだけ牛乳がスッキリしていたり、
冬の寒い時期はその反対で、濃厚な牛乳が楽しめたり。
自然豊かな場所で育つからこその大きな特徴です。佐々木牧場では、ご自宅まで牛乳の配達を行っております。
詳しくは「ささき牧場カフェ」までお問い合わせください!